2020/12/04
【平川正城コーチへ緊急インタビュー】
今年も残すところあと一カ月となりました。
今年は世界的に新型コロナウィルスの感染拡大により、例年以上に一年の進み方が体感では早く感じました。
しかし、サッカーをしていても、していなくても、時間は過ぎていく中で毎週、MSAサッカースクールの会場には選手達の楽しそうな笑顔がありました。
そこで今回は緊急インタビューとして、MSAサッカースクールのメインコーチ、平川正城氏にインタビューを行なってきました。
“2020年ももう少しで終わってしまいます”
平川:今年はめっちゃ早く感じましたね。海外遠征も1月のメキシコ遠征(COPA CELTA 2020)以外は新型コロナウィルスの関係で延期になったし、ちょうど学期の切り替わり時期であった3月や4月が1番、コロナウィルスと言うものが未知過ぎで、情報が少なく、とにかく人と人が触れてしまうのがダメなんじゃないかってことで、例年に比べてもスクール体験とかに来てくれる子ども達が今年は少なく、新しいサッカーでの出会いが薄くなってしまったのが残念。
しかし、活動自粛やトレーニングや試合が無くなってきていた中で、その逆を行き、MSAサッカースクールに所属していた選手達は毎週、逆風にもめげずにチャレンジし続けた結果、スクール生達の成長や変化が著しく見えた一年でもあった。
“今年はサッカーのテーマが「ポゼッション」にフォーカスされたトレーニングが多かったがその意図は?”
平川:今年に限らず、毎年フォーカスしてますよ笑
ただ、今年は、より「仲間」に興味を持つことを意識する声がけはしていたかも。
世の中が人を避ける(コミュニケーションを控える)事を推奨してる中で、サッカーって組織でやるスポーツだし、1人では絶対出来ない分、仲間の行動、声、その他諸々に気を利かせる話をする機会は確かに多かったかな。
サッカーって変な話、ボールを取られなければ、相手チームは得点が取れないんだから、チームでもっとボールを大事にしようよ。ボール取られなければ引き分けはあっても負ける事は無いんだから。
だからポゼッションって総合的な名称だけど、サッカーの中ではとても大事だし、ここを機能させる為には絶対的に「仲間」を理解する事が必要。
だから仲間に興味を持って、仲間の動きやしゃべりや、目線だ、ジェスチャーだ、様々な物に興味を持とうと、子ども達には伝え続けたし、それにはコミュニケーション(喋る事や聞く事)が必要だよ!って話も言い続けて来た。
サッカーの最中は世の中がやりましょうと言ってる事と真逆にはなるけどね。笑
“12月のサッカーテーマが「知力」??”
平川:知力ってあんま日本じゃ聞かないかもしれないよね。日本のサッカースクールとかって、お客様側にわかりやすくテーマを【ドリブル】・【パス】・【シュート】とか、その物の名称で表すことがほとんどだと思うけど正直、サッカーってそれを含め、様々なものが本来だったらまとめて練習自体出来るんですよね。
日本はスポーツがビジネス色が強く、何事も小出し。
1月は【パス】、2月は【ドリブル】、3月は【シュート】みたいな感じ。
海外の指導者の方々も日本に来た時にはその仕組みを聞いて皆さんびっくりするレベル。なんで、こんなめんどくさいことしてるの日本人は?って(笑)
でも、そっちの方が確かに言い方が正しいかは分からないけど、スポーツアカデミーとしてネタを一年間のカリキュラムに出来るのでビジネス的にはいいんですよね。
また、この仕組みって日本のサッカー事業だけなのかな?って、気になったんで、色々な競技のアカデミーや団体も見に行きましたがどのスポーツも結構そうでした。
変に話すぎると誤解を招く部分なので、控えてますが、別にそこって分ける必要はなくて尚且つ、サッカーって同じシーン、同じタイミングとかって決まってないから全てその場面での対応になる。そこを統一したカリキュラムをMSAでは行なってますが、他では一年かけてやるカリキュラムを、MSAにいる選手でいうと、早い選手で2カ月〜3カ月ぐらいで劇的に変わる選手もいる。もちろん、元々の選手の持つベーススキルもバラバラだから一概に全員とは言えないですけど。
ちょっと話はずれるけど、明石家さんまさんとか南海キャンディーズの山里亮太さんとか、TVなどで見ていても彼ら頭の回転が早いし、周囲への観察力がすごい。
だから、どんな事振られてもMCとしてさばけるし、ひな壇のタレントさんや芸人さん達にも美味しい思いをさせてあげるパスを出せる、この流れなら結果を出してくれそうな人にラストパスを送って(話を振る)シュートを打たせて笑いを生み出す。的な。
ドリブルやシュートとかって正直、個性と同じ。サッカーをプレーしながら伸ばせるけど、考える力、見る力などは意識的に行わないと、大人になってからも出来ない人はほんとに出来ない。
最近は少年サッカーだと、練習ではドリブルがすごく上手い、シュートがやたら決まるのに、試合になると結果が出せない選手が多くなってる。
こ原因は僕はこの部分にあると思ってる。
サッカーは決められたパターンではできないからこそ、アドリブに対応出来る頭と身体の状況を作ることが必要で、MSAの選手達には仲間を最大限に活かせて、自分でもチャンスがあれば貪欲に笑いのゴールを狙いにいく明石家さんまさんを目指してもらいたい(笑)
そう、常々思っています。
話が脱線しましたが、2020年12月のサッカースクールテーマが「知力」ということで、今年取り組んできたものの集大成。
しっかり、やってきていた選手は平然とやってのけてしまうかもしれないし、全く出来ない選手もいるかもしれない。
一番大変なのは、この12月にMSAサッカースクールの体験にエントリーしてきてしまった選手かもしれない(笑)
僕個人的には、MSAスクール生達子が成長している姿を確認出来る場なので、しっかり今の実力を確認して、来年度に繋げていきたいと思っています。
新型コロナウィルスもですが、インフルエンザも含め、しっかり対策をして皆さんで2021年を迎える事が出来る様に出来ることをしっかりやっていきましょう。
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