2021/03/11
【2011・3・11 東日本大震災から10年が経ちました】
2011年3月11日、宮城県牡鹿半島の東南東沖130kmの海底を震源とした地震が発生した。黒く巨大な津波が東北地方の日常を飲み込み、沿岸部は壊滅的状況。
あれから10年の月日が経ちました。
MASAKI SPORTS ACADEMY(MSA)も2014年に、宮城県気仙沼市のご協力の下、東日本大震災復興支援サッカー教室を行わせて頂きました。
当時、東日本大地震チャリティーサッカークリニックの指導に携わった平川正城コーチは
「普段の当たり前が、当たり前では無い環境を目の当たりにして言葉を失った」と当時メディア等の取材に対して話していました。
「サッカークリニックに集まってくださった子ども達の中には、この震災でご家族やお友達を失った子も居たり、住んでいたお家が津波で流されてしまい、仮設住宅に何とか行き着いた子が居たりと、衝撃的な風景を目の当たりにしました。
当時、サッカーに限らず、スポーツをしたくても、そんな環境自体が無くなってしまった現実。
スポーツ、、、そんな精神状態では無いかもしれなかった方々が多くいる中で、MSAがサッカー用具一式を関東から持って行って、サッカークリニックを開催を発表をすると、多くの方々が受け入れてくださりました。
そして、沢山の子ども達が参加してくださいました。
当時、指揮を取った平川正城コーチは
「あの時に子ども達がサッカーボールを追いかけている目の綺麗さ、輝きは僕は忘れる事は出来ない」と、語ってくださいました。
また、あの時の子ども達も、あれから10年の月日が経ち、参加していた10歳の子ども達は今年で20歳。
明日が当たり前の様にやってくること。
ご家族の皆さんが元気で、一緒に生活を出来る事。
大切な人が身近に居てくれる事。
そして、大好きなスポーツに取り組む事が出来る環境があること。
これは、「当たり前」ではない事を今一度、再認識していただき、日々の生活に向き合って頂きたいと思います。
東日本大震災から10年。
津波に限らず、日本はいつ、どこで、災害が起きても不思議ではない島国です。今を生きている有り難みを感じ、防災の意識を持って毎日を過ごしていきましょう。
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